伝統を受け継ぐ紋様「DEN」シリーズから ジャパン・スカーフ「向い鶴」発表

秋の新作紬「天空」と 名古屋帯「ひとひら」
 

紋様のストーリーを伝える「DEN」

きものの紋様は、正倉院宝庫に収蔵された聖武天皇のご遺愛品に仏具などが加わり、1200有余年の長きにわたり厳重に保管された、正倉院宝物の紋様を起源としているそうです。それらの宝物は、世界からの贈り物であり、様々な文化が国境を越えて混ざり合っています。

OKANOでは、連綿と続く紋様のストーリーを伝統工芸の技術を以って、現代にそして後世に伝えるシリーズを「DEN」と名付けています。GINZA SIXでの旗艦店オープンを記念して製作された雪輪紋様の「銀六花」が「DEN」シリーズ第1段となります。

DEN 銀六花 (GINZA SIX店限定)

第2段にあたる今回は、1980年代に製作された帯の芸術品「武一郎」の「向鶴」をモチーフに、その柄をジャパン・スカーフに再現してみました。
 
「鶴は千年、亀は万年」と云われるように、古来から鶴は亀と並んで長寿のシンボルでした。その瑞祥と優美な姿から、平安時代にはすでに衣服、調度品に多く用いられており、当時の絵巻物にも鶴の紋様は多く描かれています。美しい絵柄だけにバリエーションも多く存在し、日本人の意匠に対するこだわりの深さに驚くばかりです。
武一郎では、その吉祥紋様を帯柄として配するために、幾何学の菱形紋の中に上下向かい鶴を配しています。
また、平行する菱紋には、菊花紋を配しました。
菊は、奈良時代に中国大陸から伝えられ、平安時代には、陰暦9月を菊月と呼び、9月9日を「重陽の節句」「菊の節句」としています。菊の花びらを酒に浮かべて飲む「菊花の宴」「菊花の杯」で邪気を払い、長命を祈る節句として定着しました。菊紋様も吉祥紋様として、好んで装束に用いられています。

袋帯 武一郎 向鶴

「向鶴」は、鶴と菊という共に長寿を祈念する吉祥紋様です。現在では、簡略化されていますが、日本では婚姻にあたり、両家が結びつくことをお祝いし、贈り物を納め合う「結納」という慣習があります。明治までは、新郎側が、新婦側へ帯や着物に縁起物を添えて贈りましたが、のちに「帯地料」「小袖料」と呼ばれる金子包みに変遷していきます。
武一郎の「向鶴」もハレの日を飾り慶の門出を迎えた一筋であったことでしょう。

ジャパン・スカーフ「向い鶴」 

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DEN 向い鶴 夜明け菫色(すみれいろ)× 緑
41,040円(税込)

DEN 向い鶴 【夕暮れ】橙色 × 青
41,040円(税込)

現代の縁起を象徴する「向い鶴」は、夕暮れと夜明けをイメージした2配色を展開します。

・夜明け:菫色(すみれいろ)×緑
・夕暮れ:橙色(だいだいいろ)×青

一日の終わりと始まりを告げる太陽の動きは、変わることなく営まれる暮らしのリズムです。日本は、世界で唯一神話の時代から国の名前が変わらない稀有な歴史を有しています。その時々に起こる事柄と和して歴史を紡いていく知恵は、誇るべき日本の文化といえます。

縁起を贈る、吉祥を贈る、結びを贈る、平和を贈る。

メッセージを込めた日本文化を贈る「贈り物」にいかがでしょうか。

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