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五行の最後は、水。金属の表面には、空中の水蒸気が付着して水滴ができます。水は、変幻自在にどんなカタチにもフィットします。自由自在なその様は、自己を思うがままにコントロールできる力を連想させます。水は、木を育てます。木へ戻り、さらにスパイラルな成長をしてゆき、初めと終わりがつながる永遠性となります。水は、北を示し、色は黒、守護神は、玄武とされています。水の動きをそのまま染色デザインとして表現した墨流し技法の現代の名工、薗部正典氏と着物を共作しました。元来、墨流しは和紙へ定着させる技法でしたが、薗部氏の技術開発により、着物の素材である絹に定着させることが可能となりました。こうして、五行の最終章、水を織るは実現されました。

二〇一五
水を織る

随分、奥まで来た 玄武が降らす大雨
濁流が足をさらう 死んだと思った
目が覚めると眼前に船があった